国際美術コンテスト入賞



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国際美術コンテスト 初入賞!!

★1990年夏

私が所属している末日聖徒イエスキリスト教会の教会歴史美術博物館(USA、ユタ州)主催「第2回国際美術コンテスト」の作品募集と申込用紙が教会の掲示板にありました。


テーマは『聖典』。締め切りは9月末。


第1次審査は写真審査。スライド写真を2枚組。制作日数や作品についてのコメント、プロフィールを添えて郵送とのこと。第1次審査に合格すれば直接作品をアメリカまで送り、第2次審査となります。


しめ切りまで制作日数が1ヶ月あまりしかなかったのですが、せっかくの腕試しのチャンスなので応募してみることにしました。


テーマとして、すぐに思いついたのが、「少年ダビデ」が竪琴を弾きながら羊の番をしているという姿。
旧約聖書で私の好きなところです。イメージがすぐに浮かんだので、制作日数はすごく短かく、締め切り日に間に合いました。


提出する写真の撮影場所は隣の家の芝生。陰などいい感じのアングルで撮ることができました。


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(クリックすると拡大されます。)


9月中旬、すべての書類を整えて郵送。12月半ばに、1通のエアーメールが届きました。それは、第1次審査の合格通知でした。


作品の土台として、パネルボードに人工芝を貼り、その上に人形を固定して梱包し、作品を直接アメリカに郵送しました。


★19991年2月


待ちに待った審査結果のエアメールが届きました。参加42カ国、800余点の作品の中から、
優秀賞5作品。特別賞15作品。美術博物館の買い上げ賞15作品が決定したのですが、私の作品がなんと、「Purchase Award」(買い上げ賞)に選ばれていたのです。


「Purchase Award」(買い上げ賞)とは、美術博物館が作品を買い上げて永久保存品とするということでたいへん名誉な賞です。


購入金額は、150ドル。金額の問題でなく、自分の作品が美術品として評価されたことがとてもうれしいことでした。


エアメールには、賞状の他に、表彰式と作品展の案内状、作品展の参加作品200点の紹介が同封されていました。表彰式は3月末でしたが、アメリカまでの交通費は自費のため行くことは出来ませんでした。当時の状況から考えてもこれはしかたのないことです。


教会の友人達も喜んでくれ、そして、これで終わったと思っていたのですが・・・


★1991年4月


4月の終わり頃、地元の新聞社から電話がありました。内容は、「美術コンテスト入賞」の取材依頼。新聞社宛に美術博物館から受賞の知らせが届いたそうなのです。


なんか恥ずかしい思いだったのですが取材に応じることにしました。取材は約1時間、作品についてと美術コンテストについての話をしました。


5月1日朝刊にその記事が掲載されると、さすが、新聞です!!
友人や知人からお祝いの電話がかかり、出会った人からもたくさんお祝いの言葉を頂きました。

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出品した作品は、自分としては、まだまだの作品なので、こそばいようなはずかしいような思いでしたが、この評価に似合うだけの実力を付けなければと返って引き締まる思いがしました。


新聞記事の反響は私が想像したよりも大きく、それから、いろんなところで取材を受けることになったのです。


新聞、雑誌、TVetc への掲載

この「国際美術コンテスト」入賞は、私の生活にも大きな変化をもたらしました。学校やサークルで講師の依頼があり、また、制作の依頼があって作品が売れることもありました。


もっとも大きな変化は、新聞記事を見た専門学校時代の先輩がお祝いの電話をかけてきてくれたことからはじまりました。


もし仕事をしていないのならアルバイトだけどいい仕事があるというのです。


月10日出勤で、自分で出勤日を決めることが出き、おまけにその職場は自転車でたった7分と自宅から近いし、私の臨床検査技師の資格が役に立つ理想的な仕事でした。


子供の学校の役員や講習会、また、自宅で籐の教室を開いていたので、この条件はわたしに好都合と、即、面接に伺い採用されました。仕事はそれほど忙しくはなく楽しい職場でした。


それから15年もその職場にお世話になることに!!



国際美術コンテスト 連続入賞!!

★1993年春


前回入賞したということで、教会歴史美術博物館から 「第3回国際美術コンテスト」の作品募集と申込用紙が届きました。


今回のテーマは『福音の実践』。作風、内容はどんな物でも良いとのことでした。前回の時は制作時間があまりなくて、じっくり取り組めなかったので、今回は十分構想を練って納得のいく作品を作りたいと思い、また挑戦することにしました。


教会では自給自足の為に家庭菜園を奨励しているので、福音の実践として、そこで働き収穫の喜びを分かち合っている家族をテーマに編むことにしました。


我が家と同じ、両親と息子、娘の4人の家族構成で場所は菜園、収穫作物は「スイカ」。
約2ヶ月かけて編み上げ、染色。組み合わせて仕上げました。


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今度の撮影場所は、郊外にある公園で、カメラが趣味の友人に頼んで撮影してもらいました。自分でも撮影してみたのだが、陰が出来てうまく写らないので、やはりそれなりのカメラや器具が必要だったからです。


9月始めに、スライドと書類を整え、アメリカの美術博物館に郵送。12月、第1次審査合格の知らせを受けました。


2次審査のための作品は、今回は他に日本からの出品も多かったので、東京に送り、まとめてアメリカに送ってくれることになっていました。前回はたいへんだったのでたすかりました。


★1994年2月


美術博物館から、審査結果が届いた。ドキドキしながら、開封してびっくり!!

「Award of Merit」(優秀賞)  全体で20作品

「Purchase Award」(買い上げ賞)

なんと、W受賞だったのです。


優秀賞の賞金は、500ドル、買い上げ額も500ドルだったので、合わせて1000ドル!!


今回の作品は、自分なりに納得がいく作品だったのですが、まさか、優秀賞がいただけるとは予想もつきませんでした。気持ち的には表彰式に参加して、他の方達の作品が見たかったのですが、アメリカまではあまりにも遠いので、しかたなく、今回も表彰式には欠席せざるを得ませんでした。


今回は一般からの取材はなかったが、この受賞はわたしにとって大きな自信になりました。


籐といえば、「かご」のイメージが強く、芸術性はあまり言われていませんが」、その素材をつかってでも、芸術的に評価されるような作品ができると言うことです。


もっともっと、熟練して、自分らしい良い作品を作っていきたいと思っています。





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